単行本感想5 2010

天候晴れ 体重変化無し

よめヨメかなたさん 1 (まんがタイムコミックス)

よめヨメかなたさん 1 (まんがタイムコミックス)

 最近眼帯つけるようになったり嫁さんがこの歳になってできたりしたあろひろし先生の新作である。なにはともあれ面白いが、なんだか昔の「ぱらのい屋劇場」のカオス感が少し懐かしい気分になる。
ぱらのい屋劇場 2 (ラポートコミックス)

ぱらのい屋劇場 2 (ラポートコミックス)

 サンタさんのイメージが良い意味でぶっ壊れた印象深い作品である。最近のあろひろし先生のよりやや下ネタが多いのは、時代が時代だったからだろうか。 人格入れ替わりボクサー漫画である。人情味のある感じが好きで読んでいるが、3巻出るまでどれくらいかかるかだよなあ・・・毎月両方連載しているから普通の単行本の2倍刊行に時間がかかるわけだから・・・ゆっくり待つしかないか。 とらドラ!の竹宮先生の作品は初めて読んだが、なんかすんなり読み始めてあっという間に読んでしまった。最近のライトノベルにしては珍しい大学生が主人公なんだが、「佐藤さんは譲れない」は地味にツボです。「二次元くんは友達になりたい」と親父は読み終えた後言っていた。二次元君とは
「三次元の女性に絶望した。俺はもう二次元に生きる」を宣言しているがまっとうな常識人であり、男気のある人物だ。ただ表紙のcastに「二次元くん」と表記されているがイラストにすらなっていないのはどういうことだろうか。このままモブとして消えてしまうのか。2は来年にならないと出ないしこれもゆっくり次巻に期待します。
幕末屍軍団 (講談社ノベルス)

幕末屍軍団 (講談社ノベルス)

 菊池先生の作品を初めて読んだ。坂本竜馬と平賀源庵が個人的に好きだ。竹製パワードスーツとか最高である。源内先生を知っていると爆笑モノである。
 が・・・なんか合間合間の部分で解説が入れられており、それが読むスピードの妨げになったのが少し残念に思うが、なんというか中途半端感が否めない。筆者もあとがきにも書いてあるが、幕末期の風雲児達を見るように濃いのだから仕方がないのかも知れない。

今日はこの辺で