単行本感想3 2010

天候晴れ 体重1kg減少


遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

 氷菓クドリャフカの順番までを長編とするなら今作は短編作になる。主人公達が高校1年から2年になろうとする間に、関係の変化なんかを感じてにやにやするのも楽しいのだが、なんか終盤のあたりのはいつもと違う感じだなーと思ったりした。なにはともあれ文庫本で次回作二人の距離の概算が出るのが楽しみである。

 やっと最終刊である。あと短編が出るかもしれないが、友人の言葉を借りるならば「泥臭くも収まるべき所に収まった結末」ということになるのだろうか。サイドアームズを読んでいると地味にくるものがある。関係ないが無性に「特攻野郎Aチーム」の映画が見たくなった。 
 なにはともあれ綺麗にまとまって良かった。

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)

 「定子様のエロ才女さは最終巻で発揮された」とか思ったりしたのはおいとくとして、最終巻らしく綺麗にまとまった形になった。個人的に紫式部の秀才と天才の違いのくだりは好きです。

今日はこの辺で