家訓

 家訓というのは
 家訓(かくん)は、公家や武家、さらに時代が下って江戸時代になってからは商家でも、その家を守り立て存続させていくために、子孫の戒めとしてその家の当主が書き残して与えたもの。武家のもののように何カ条もなく、大事な一言だけの座右の銘のようなものも少なくない。 もともと平安時代に、学識のある公家の家から始まったといわれるが、手本となるものはすでに中国にある。顔氏家訓など、中国の家族道徳を反映したものが、日本に移植されたもの。今日では、創業者、もしくはそのグループ一代で会社の礎を立ち上げたような企業、あるいは家族経営でその社風を作ってきた会社などには、社訓というかたちでこれがある。家憲、社是という言い方もある。
 という意味らしいが、うちの母方の家訓として「いついかなる時もティッシュペーパーだけは忘れるべからず」とかいうのがあり、またうちの家庭内だと「人を笑わせる奴が一番偉い」というのが家訓のようなものになっている。確かに他人から笑いをとれるのはすごいことであるのはわかるんだが、最近読んだ雑誌にて、中学生の娘の保護者面談で両親があることないことを言いまくるというのがあったんだが、すると親父が指ぱっちんしながら
「これ知ってたらお前が中学の時にやってたのにな」と言われるのであった。 内心「冗談じゃない・・・こいつ冗談じゃなくマジでやる気だ」と焦った。 並の大人よりも説教するときはおっかない父だが、それ以上にこの「わかっててやる」怖さはなんともしようがない。確か以前海外派遣に落ちたら一人で海外に行かせて流浪させるとかいう話があったが・・・やるといったらやる人である。 本当に海外派遣うまくいってよかったと思うのだった。 本当に南米に飛ばされたかもしれん・・。
  
 今日はこの辺で