父の日

 今日は父の日である。 父の日はバラの花を送るそうだが・・・正直バラの花は送りたくない。
 うちの父親はよくネタに使うが、とにかく昔からしかる時はとても怖いが、子どもに対しても一人の人間として扱うといった対等な見方をする人である。考え方も理論的にいう人のため、感情的なことはあまり言わない。 叱る時はいかにして悪いのかをしっかりとわかるまで行うため、とても論理的にわかりやすく喋るため、感情的な言葉を言っても無駄である。また、この人が怖いのがどういった行動がどういう影響を与えるかわかったうえでやるから性質が悪い。たとえば、自分が高校で授業を受けているときに、学校の校舎からうちの親父が「ライコウ」と大声で叫んで手を振るとか・・・そういったことは平然とする人である。うちの母親は真逆というか、高校3年の進路相談を待っている間一人謎の動き、たとえると一人エグザイルみたいなことをしでかしたり、前の生徒が進路相談中に後ろの窓からにゅっと顔を出して担任手を振ってみたりと・・・ある意味最強なお方であるため、「この二人が揃うともうとまらない」と叔父がたまに喋っていたが、本当にもうね・・・見てるほうはすげえ楽しいと思いますよ。未だにうちの母親なんて「ライコウの母さんってすげえ(おもしれえ)よな」と小学校の友人の語り草になってますしね。小中高と学校が上がるほど凄まじさが増していくのだけはかんべんして欲しかった。そういったうちの母を、それなりに教育しながらがんばったのがうちの親父であるが・・・昔はもっと大変だったそうな。 父親とは超えるべき壁であり、同時に感謝すべき最も身近な大人の一人である。 母もそうだが父も大切にしないといけない・・・ほどほどに。
今日はこの辺で