反省

 今日は全日本合気道演武大会があり、行ってきた。 今回は地元でお世話になっている道場と、今通っている道場、友人、胴衣の購入やらなにやらうろちょろすることになり、「ああ、次はもっと効率よくまわさねば・・・」と思うのだった。  そういえば今年から武道館内の飲食は禁止になったそうなんですが、武道館内というのがややこしい。館内で演武したり見る観客席を館内というのか、武道館全体を指すのかで随分と困るものがある。 というか、観客席からトイレに行く廊下で、普通に食べ物やら飲み物が売っているんだから、禁止する方向が間違ってるんじゃなかろうかと思ってしまうのだった。 
 さて、ここからは個人的な反省になる。 まず、胴衣の購入で、先に帰る父親を待たせてしまい、状況をしっかりと説明しなかったことで父親に大変怒られた。 こういう場合の対処は今回ので覚えたので、やらないようにしよう。 次に演武だったけれども、久々だったとはいえ途中正面打ちと横面打ちを間違えたりと情けなかった。 演武自体もいつも以上に短く、岩手での稽古の感覚を取り戻す余裕もなく終了。 無念としかいいようがない。 あとは茨城の道場グループの前で感情が少し先に立って口に少し出てしまったのはよくなかった。だいたいそんな感じである。 
 遠藤師範の演武は動きがなめらかであり、相手に手を取られようが切りかかられようが、一人で演武しているように投げ飛ばしているのが凄いと思う。 植芝先生のはきれいというか、開祖の直系であり道主であるのでまっすぐな演武だなと思うのだった。 どちらにしても友人に「遠藤師範と植芝先生はどっちが凄いの」と聞かれ少し考えるのであった。 植芝先生は恐らくまっすぐというか、伝統なんだと思うのだが、遠藤師範のは実戦系、うちの道場の磯山師範系列は・・・なんともいえない。 ただ遠藤師範とは全く方向性が違うのは確かだと感じる。全体として一長一短があるのは事実なのだけれども、多分やっていて自分なりの理想の形というのがわかってくるんじゃないかと思う。「試合がないということは、何をやっても許されるということですよ」と以前誰かが言っていたが、そんな感じである。 いろんなのを吸収してやりゃあいい気もするのであった。 そんなわけで「どうともいえん」と返答するのであった。 友人が言うに遠藤師範のはいまいちわからんかったようであり、植芝先生のは迫力があったそうな・・・。見方というのは人によって随分と変わるなと思うのだった。 
 今日はこの辺で