家庭教師

 遠くに住む友人が全日本に来るとのことで、「何で来るの?」と聞いたら「夜間バス」・・・帰りもだそうです。 安いからって無謀過ぎるんだぜと思いつつも「お前・・・結構有名なブランドなんだから家庭教師のバイトでもやればいいじゃんかよ」と送ったりしているうちに、「おまえこそ家庭教師やれよ、子ども好きだろ」と言われるのであった。「子どもが好きだからって家庭教師に向いているとは限らないんだぜ」とかいうのを送ったりしながら親父と世間話をしたりするのであった。 心労が多いそうだが、どちらかというと自分が勉強になる部分も多いそうだ。 大学生でも天才型、努力型、いろいろあるが、天才型に家庭教師として教えるってのは無理があるそうだ。  人に教えるのは自分も勉強になり、また将来的に何かを教える練習にもなるのでメリットが大きいが、仮に教えている子が受験に落ちたらダメージがでかいなどまあいろいろあるそうな。 
 家庭教師ってわけじゃないけれども、昔海外の方に面倒を見てもらったことがあるらしいんだが・・・なんというか、強烈に寒いダジャレを言っていたのが忘れられないらしい。 なんでも赤子だった俺を頭の上に抱き上げて「これがホントのベビーシッター」・・・。
 そんなわけで子ども好きだからって家庭教師に向いているっていうとそういうわけでもない、子どもに嫌われたくないとか思って厳しくできないとかえって悪くなるし、逆に厳しすぎるとクビにされちゃうしと・・・相性やら気質にも左右されてしまうと思う。 結局のところ、色々な点で経験は大事であるが、大学に入ったばかりのペーペーに頼むのはそれなりに勇気がいるんじゃないかなあと思ったりするのであった。
 今日はこの辺で