憎まれる

 今日うちの従姉妹一号が学校を休んだらしく、午前のテストを終えて祖母の家に行った私は「なんでおまえいんの?」と本来学校にいるはずの1号に質問したところ「いいからいいから」と言ってごまかし、そのまま外に行って逃げられるのであった。 どうにも聞くとこれが二度目らしい。 正直こういうのは一度慣れるとこっぴどい目に遭うか反省させないとろくなことにならないため、どういう理由か何が何でも聞きだそうとしたんだが、どうにも口を割らない、2号3号が言うには「休みたいからだって」とのこと、まあ本人が言わない限り理由ではないため頭の隅におきつつ、おちょくり気味に問い、ろくに相手にしないので「ひょっとして反抗期ってやつですかぁ?だけどそれと学校行くのは岡関係なくね」といかにもわざとらしく言うと、えらく反応するので、数回外でつっついたところ雪だまを5〜6発ぶつけられるのであった。なので「そういうことをしているってのが反抗期の証明だわな、まだまだお子様ですか」と言うと怒って家のいつものいじけ部屋に行くので「ふてくされるのもいいけどさあ、それと塾に行かないのは別じゃん、つまり学校に行くのもこんな風に反抗してるってえわけか、」とかいうふうにちくちくやったところ、行こうとしたらすでに2号3号(同じ塾に行っている)を乗せた車は行っており、1号はさらに激昂し、とうとう殴りかかってくるのであった。 当然痛いのでいなしてはいるが、蹴りはくるわいなしても痛いわ、あげく「邪魔なんだよ、消えろよ、大体その言い方が気に食わないんだよ、 別にいいじゃねえかよ、だからなんだってんだよ」と断片的に言ったり、舌打ちを連続したり、散々暴言言われたり、「死ねよ」とかまあメンチきりながら言われたわけなんですが、「おまえに死ねと言われても死ぬつもりはないし、だいたい怒って殴るってのは短絡的でお子様だな、やっぱり図星なんじゃねえか」と突っついたりしているんだが、一応言っておくが、最初から最後まで暴力はふっていない。言葉のみで結構ぶすぶす傷ついたらしく、自分の家に逃走。 その後帰りに見に行ったら相当憎しみのこもった声で「出てけ」と言われたりするのであった。 子どもの教育って難しいもんですね。
 今日はこのへんで