貧血

 生物の授業中、実験として鳥の心臓を開いてみようというのをやってみるものの・・・10数分後に俺は保健室に行くのであった。今回は見ているだけであったのに関わらず、見ていて「な〜んか血の気が落ちてる感じがする」と思い己の脈を触るといつもより若干遅く、脈を触る手も冷たく「これってやばいんじゃねえかなあ・・」と思っていたら腹の下腹部に殴られたような重ったるさと冷や汗をだらだらと発生させ、車酔いになったような気もち悪さが全身に襲い、かっさばかれた心臓を見ることもできず机に突っ伏し、見ていた先生が「保健室かそこら辺で休め」とのことで、保健室では割と顔色が悪かったらしく、ベッドで仮眠するも、
「頭の方は落ち着いている。開いた心臓を見てもきもちわるいとかいう感じはない。ただ見ていて前回の目玉と同じようにダウンしたようだし・・・こりゃいったい何なんだろ。前回は臭いから関連したと思ったが今回の心臓は冷凍したのか臭いはなし、感触というのも見ただけだからこの症状とは無縁と考えられるわけだし・・・とすると視覚的なもの、もしくは耳から聞こえる情報からだろうか。なんかの刷り込みでも起こしてんのかねえ」とぶつくさ考えていたが、どうにもわからず、父親に相談してみたところ「とりあえずお前の場合思い込みが激しいからなんらかの形でそういうのが出てるんじゃねえの?ためしに魚でも捌いてみたら」とのこと。なので秋刀魚を捌いてみるもまったく平気。内臓とか見てもそう。 なのでもう一度相談すると「単純にギャラリーの問題じゃね?というかお前の場合ナイーブだしなあ」と答えられ、結局何が原因なのか自分で探してみるしかないようだ。 心療内科系に相談してもなんというかちょっとテンション上がっちゃうんだぜ系統の薬をもらいそうな気もするし・・・もう少し調べてみます。
 今日はこの辺で