日常的なこと

 今日はいつもよりも遅い登校で、副校長が「おはようございます」とにこやかに生徒それぞれに挨拶をしていた。 挨拶を済ませた後、手を洗いうがいをし、教室に荷物を置いて朝読書が始まる。 朝読書は学校の方針でSHRの始まる10分前に行なわれる。教師の性格によって若干細かいルールがあるらしいが、これといって不自由なことはない(参考書を読むと別の本を渡されるが)。
 その後SHRにて「I駅が改装し、モールを造ったり駐輪場なども新しくする企画が出ている」という話がされる。 なんでも他の駅に負けないためらしい。 利用者にはありがたいことだろう。
 授業は2コマ数学であった。 担任の評価は最近はいつも以上に下がっている。理由は「授業を端折るな」「字がきたなくて読めねえ」「問題解答を間違えるな」「なによりしっかりした解答をやれ」などの理由と、単純に理解できない上に本人は遠まわしに言って自覚させようとしている発言がかえって火に油を注ぎ、不満が全体に広がっている。「数学?をやらないと高校生の数学を理解したことにはならない。 なにより数学は理解し、証明できてこそ理解したといえるのだ。 数?は証明が最も大事なんですよぉ」と最後に半音上げるように喋る本人が、「しっかりりとした解法」を示さないのはどうかと思う。 
 次の時間は化学、一週間ほど前に行なった平衡状態に関する問題の解答の続き、わかりやすくテンポよく進む。
 その次は生物。 1,2ヶ月前あたりからテストを意識した参考書の問題をひたすら解くという方針に定まったらしく、ずっと様々な参考書の問題をコピーしたものをやっている。 ついていける者といけない者の差が著しくなりそうである。
 後は平常課外があり、今日の学校は終了。三者面談中なので随分と早く帰るのであった。 
 今日はこの辺で