タイムカプセル

 小学校の頃タイムカプセルを学校で埋めることになり、「未来の自分へ」という作文をそれぞれが書くという典型的なものをいれ、皆で埋めるのであった。
 小学生の自分は果たして今の自分を見てどう思うんだろうかとこの歳になってつい考えてしまうが、おそらく自分の「こうなるであろう」という人物とは異なる人物になっているだろう。 良い意味でも、悪い意味でも。
 それにしても果たして何人がタイムカプセルを開けて自分の作文が読めるんだろうか。 結構な人数が転校や、己の進路のために仕事についてどこかに行っていたり、引きこもりになっていたりしている。  
 一体何人と出会えるのか、そして彼、彼女らは過去の自分の作文を見てどう思うのか・・・それはそれで楽しみである。 
 今日はこの辺で