感性の問題

 今日只輔氏が遊びにきており、「おまえが海外派遣の時にもって行けばいいさ。実は日本人は皆忍者とか吹き込んでこい」ということで、新聞紙でできた頭部をすっぽりはめるタイプのお面(形のみ)を見せてもらい、「いや〜これでおまえのおふくろさん見たらどういう風にするか見てみてえ」というので「アレにはやめとけ、下手すりゃ見えて『なんかあったの?』と真顔で聞かれるぞ」と話すのであった。 その後母が戻ってきた際見せたところ「・・・・・」スルーであった。 まごうことなきスルーであり、予想外のことにややしょんぼりしている只輔氏に「まあ、こういうわけだ。 後で一応聞いておくよ」と言うと「いや、聞いてもさらにへこみそうだ」と語られるのであった。 
 彼には申し訳ないがその後聞いて見たところ、最終的に母の見解と俺のフォローにより「マスクド竹の内のマスクを作って、俺に渡して『おまえは酔うから帰ってくるな』という意味も兼ねて激励をおくるために作った」 と随分大いなる勘違いをされてしまったようだ。 まあ、そういう人なのである。 笑ってやっておくんなせえとはこのことだろう。

 さて、その後道場仲間のDについての話になり、友人Aが「Dの名字って○○か?」と聞かれ「そうだよ」と応じたところ、やや古いなと思わせるリアクションを見せつつ「そいつの双子の方、うちの高校にいる」ということが分かり、「世の中ってせまいよな」と喋るのであった。 その後D本人にメールを送り、Aとは何者なのかと聞かれ、苦悩するのであった。 Aは古くからの友人であるが、うまい表現が思いつかん。「天然のドライアイス」とか「満腹状態の熊」とか「無自覚の暗殺者」とかいろいろと思うがいまいち表現できなかった。 こればかりは俺の表現力の無さだな。無念。 
 もともと「どんな人か」というのを短く説明するのは苦手である。他人を評価するのをどう取るかもそいつ次第だしね。
 今日はこの辺で