真赤なジャージ

 2〜3ヶ月前に親父の従姉殿から真赤なジャージ(俗に言うお下がりだが)を頂き、冬も過ぎたので体力回復に散歩をするついでということで着て走っている。恐らく近所で一人で散歩してたり走ってたりするのは私だけであろうから、真赤なジャージはより目立つんだろうなと思い苦笑するのであった。

 さて、今日散歩している際、学校帰りによく会う猫を見つけるのであった。ちょっと近づいただけで逃げられてしまったが、どうも私の家の裏道は猫がよく通るらしい。 猫で思い出したが最近母が近所の人から貰ったモノでお礼に行った際、その家に住む猫が近寄り、膝元から肩まで登られ「にゃあ」と言われ、危うく舐められそうになっただのと愚痴られた。私にはとても懐くヤツなのだが、母に会う都度「にゃあ」と敵意を表すような声を出しているため、母は嫌っているようだ。今回はたまたま私の着ていた古い服を着ていたので、匂いを勘違いしてしまったのだろう。 どちらにせよその場に俺がいたら俺が乗られたのだろうかと考え「いいなあ」とか思うのだった。
 今日はこの辺で