夢を見ているうちが華

 学校にて、明日の英語の授業を差っ引いて席替えの時間にすると担任が宣言した。・・どっちでも良いんだが、全員に提出させる家庭学習ノートは担任に配布して貰おうと思うのだった。
 その後、トイレ掃除のグループの一人が「席替えは嫌だ〜」などという話をグループの一人と話していたのだが、理由は仲が良いやつが多く、また男が多いからというものであり、その後「○○の席が一番いいよな〜、でもあそこの女子は可愛くないからな〜」などと話していた。 「いまいち分からんが、それほど可愛いといえる女子ってうちのクラスにいたか?」などと内心思いつつ、さっさとゴミ捨てに向かうのだった。それにしても・・やはり可能性を信じて可愛い子というのを求めるのは昔から決まっているようだ。俺の場合は「頼むからもう少し考えようよ」とか「このままだと俺が他のもやるんだろうな、勘弁してくれよ」とかしか思わんので、ある意味では羨ましいような、ある意味では可哀想な奴らだな〜とか思うのだった。
 今日はこの辺で