疲労のわりに

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1
 一応遠藤師範が来たりする中、図書館から借りていた本を読み終えた。 いやはや、初めて夢枕獏氏の小説は読んだが・・・面白い。とにかく登場人物全員が頭に残り、また空海がかっこいい。 と思い、文庫本が欲しいなと思うのだった。・・・文庫本あるんだろうか?・・。

 さて、合気道に関してだが、今回は我々を脅かすオバ様とか工事の音がなく、微弱ながらも遠藤師範特有の力が発生しているのであった。(先日参照)
 今回に関しては、「約束稽古であるから、取りも受けも共にやることをしっかりやること。 そうでないとかえって難しくしてるんですよ」とか(色々記憶の改竄があるかも)
「試すことはいいことです、ただ延々とそればかりやっていては、哀しい人生を過ごす事になりますよ、私のを試してもいいですよ、ただ、それだけではいけない」と、これまた色々省略してしまい申し訳ないが、このような話をされ
「いいですか、私達は色々いっていますが、ほんとはあまり聞いてないんです、細かい所で技や足裁きがどうだとか見ていない、 これはとてももったいないことです。これではある意味時間の無駄だしお金を払っている人はお金の無駄になってしまう。だから肌で感じたり、もちろん目でも感じるわけですよ」(しつこいようだが記憶の改竄があるため、実質は大変変わっているかも知れないのでご注意ください) と教えてもらうのだった。 うぅむ、相変わらずおくが深い。 
 稽古に関しては、俺もやっていただいたのだが、その際、軽く(手は物凄く早いが)顔面に五本の指が急所を外れて撃たれ、「うわ」とか言って倒れるのであった。
 師匠も時折言われて相当冷や汗を掻いたらしく、遠くからでも何度か焦った声が聞こえるのであった。
 今日はこの辺で