読み合わせると危険

うらおもて人生録 (新潮文庫)

うらおもて人生録 (新潮文庫)

 読み終えました。 軽快な文章とは裏腹に内容と筆者の考え方の影響力がすさまじい。 筆者の生い立ちから今現在までのことを最初は順に沿って引用しながら考え方や今までの経験のことを書いてあったんだが、次第に本題である人生やら考え方が書かれていく。 作者は麻雀放浪記というのも書いているんだが、うちの親父が熱中して読んでたそうな。「阿佐田哲也」でわかる人にはわかるであろう。なんにしても重ったるくもなければ暗くもない。けれども考え事をすると後ろでささやくように筆者の文章が聞こえてくるという、状態になってしまう。金額以上に読む価値があると断言できる。
銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)

 やめときゃいいのにと思いつつ来月返さないといかんので慌てて読んだ。 上のうらおもて人生録を読んだ後もあって色々と今までと違う見方になってしまったが、なんにせよ最終巻まで読んだら感想書きます。 同盟も好きだが今のところ帝国派である。 ミッターマイヤーのかけあいがなんともいえなく良かった。
 なんにしても1日で一冊のSF小説と残り80ページ残した強烈な印象の人生録を読んだら疲れます。 若い頃にライトノベルを乱読して5冊も読んだ若さが懐かしいと思ってしまうのだった。 一応今日はFORESTの問題集を3分の1やってた。数学もやりたかったけれどもちょっとダメだったのが口惜しい。 風邪っぽかったので薬を飲んで早く寝たのも悪かったかもしれん。 体が病み上がりにもかかわらずまとめて読み切ったのがかえって悪かったのかもしれん。久々にだるい。 風邪薬も投入済み。明日から平常運転します。 
 
 今日はこの辺で