映画鑑賞
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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS スペシャル・エディション(3枚組) [DVD]
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「笑いの大学」
思っていた以上に面白かったが、思っていた以上に低予算感があってなんとも面白かった。 ほとんど主要な舞台が二つしかなく、また主要キャスト2名、準キャスト1名もしくは2,3名程度という少人数式である。 とりあえず検閲官である役所広司の演技というか、物凄く嫌な人っぽさがなんともいえなく好きである。また検閲における「許可」「不許可」のハンコを押す姿は非常に美しかった。
「君はチャーチルが握った寿司を食べれるのかね」 は地味にツボにはまった。放送の後でチャーチルとヒトラーが寿司を握る映像はある意味インパクトがあった。なんであれ、笑いの大学の内容は主に脚本家殺しの話である。その脚本家を演じる稲垣さんのは凄かった。なんというかぽつりぽつりとした発言が地味に上手いなあと思ってしまうのだった。
「隠し砦の3悪人」 本編もそうだが、なにより槍どうしの殺陣は凄かった。なんというか、下手な演武を見るよりずっとよかった気がする。 展開がちょっと遅いように感じたけれども、十分面白かった。 なので最近出た隠し砦の三悪人のサイトを見てみたが・・・これはどう考えても違う。 原作のリメイクなら原作に徹したほうが俺は好きなんだが、まあ保留である。 とりあえず人物設定での鷹山形部・・・これなんて外道? と思ったのは俺だけだろうか。元の映画を見た後だとこれはこれで見たいような、逆にリメイクしたのを先に見てから黒澤明監督のを見た人の感想が聞きたいものである。 なんであれじっくりと見れる作品であった。
今日はこの辺で