火災

 数日前にちょっと離れた住宅で火事があったらしく、二階部分が内部がぼろぼろに焼けた状態であった。偶然にもその次の日の朝に一人で散歩していたんだが、消防車一台とその住宅の方がお話しているところの横をとおりぬけたものの、焼け焦げた匂いと溶けた窓ガラス、急いで出されたともわれる荷物類、壁が燃えてしまいはがれた屋根と壁とまあ・・・不謹慎ながら興味深く見てしまうのだった。 今日も散歩ついでに行ったが、住んでいる方が荷物を整理していたようである。火が広がらない雨の日でよかったと思うのだった。どちらにしても 数日で青いシートなりなんなりで隠すのかなと思っていたのだけれど、そういうのもなく燃えた跡が丸見えのままだった。 時間が経っても燃えた匂いは変わらず残っており、より「内部はどうなっているのか」と気になって見てしまい、窓やドアが開けっ放しの状態になっているとか、燃え具合からしてあの部屋が発火したところだろうか とか考えながら見ていた。
 よく考えると実家の近所でも火災が発生したが、そのときは火が出ているのを見ていたが、なんというか現実感のない感じで見てしまう。 隣の家のなんとやらという感じであり、「ああ、あれくらい赤くなるんだなあ」としみじみと赤黒い炎を見ていた。 次の日にはまあ燃えた部分がわずかだったので、その部屋だけリフォームしたらしいが、今回のは2階はほぼ使えない様子であるし、荷造りの様子から完全に引っ越す形になるんじゃないだろうかと推測するのであった。 どっちにしても死人が出ていないことを祈るだけである。 今のところそういった様子はないようだが。
 今日はこの辺で