大吟醸の酒かす

 父方の祖母から酒かすと鳥の唐揚げ用の肉が冷凍で届き、それを親父に報告すると「なんでも今回のは大吟醸で、滅多に手に入らないモノだから食ってみろ」といわれ、「じゃあ」と思いひとつ袋を開いてちぎって食べた。 酒かす単体で食べたのはこれが初めてだが、酒かす特有のクセの強さがなく、甘みもほとんどないが後を引く美味さ?というか、意味もなくもそもそと食べてしまった。 ただ、アルコール分が残っているのか一定値を食べてほろ酔い状態になり、近くにあった鮭の干物もしくは燻製が妙に美味そうに見えて食べだしてしまった。 その後ほろ酔いのままスーパーに行ってチロルと野菜ジュースを買って一気飲みし、大吟醸の酒かすで作る甘酒はいかに美味いかというのにそそられ作ってしまうのだった・・・すげえうまい。 甘酒でできる塊が、クセがなく、甘いものの後で飲んでも独特の苦味と後から来るうまさ。 ある意味たまらん。ただ・・・これもアルコールが残っているらしく、飲みすぎてはいないが少しでやめた。 飲んでほろ酔いでも危ない。おまけに今思い出すと・・・いっそ記憶から消し飛べばいいのにと思えてきた。
 今日はこの辺で