突っ込んだら負け

 今日喉の痛みにより病院にて診察をしてもらったのだが、「それほどひどくはないね。」とのことで風邪薬をもらうため受付で待機していると、「あ、どうも」と母が会釈している老人を見て噴出しそうになった。 ヅラである。誰がどうみても絶対「この人ヅラだ」とわかるような黒いヅラ、残っている頭髪が白なのになんでそんなもんをつけとるんだこの老人、突っ込んだら負けってヤツかこれは。 などと思っているうちに受付にて薬をもらい帰路に着く途中、母に「あの老人、ヅラだよな」と言うと「近所では有名な爺さんだよ。 それとヅラって言うな、皆気づいているけど本人は気づかれてないと思ってるんだから。 だから言っちゃだめだよ」とのこと、「むしろ言ってやったほうがその人のためだと思うが」と返答しようとも思ったが、「言ったらきづつくでしょ、 それに何であんなカツラなのか、やめりゃいいのにって皆思ってるのよ」と返答されるのであった。
 どちらにしても、死ぬまであの老人はあのカツラを着用するんだろうか・・・あまり考えたくないが。
 今日はこの辺で