若さ故に

 最近道場仲間であるBが興奮し、落ち着きがないという動物でいう[発情期]に入ったらしく、「なあ、雷光君、二階行こうよ。きっと素晴らしい夢の世界があるに違いないさ」とか言ってくるので
「ああはいはい、それは若さゆえに起こる過ちってやつで、行っても先にあるのは絶望という名の現実しかないぞ、やめとけ」という助言を無視して一人二階に向かって行き、帰ってくると「・・・あれは闇でした」みたいなことを言っているのであった。 そもそも2階は剣道とかやってるだけで色気もクソもないのである。 当たり前である。
 その後[黄泉への道]というポスターを見て「見てよ雷光君、これがおうごんへの道だってさ」という・・・何か物凄く悲しいというか呆れた感情に襲われ、「それ、黄金じゃなくてよみだから。」と助言してやるのであった。 この後女子更衣室は魅惑のパラダイスとかほざいたり、「雷光君、女友達いないんだ。可哀想だね」とか言われたりというのを見ていると、「若いってのはこういうことなんだろうか(涙)」とか思うのだった。  しかし女子更衣室にロマンを感じるのを否定する気はないが、道場でそういうのはまったくないだろうな〜と思うのだった。 
 今日はこの辺で