実験?

 今日は学校の部活にて、体験入部をしにわざわざ学校に行くのであった。 先日先輩が
「大体九時半あたりでいいよ〜♪」と言い、念のため九時あたりについたのだが、既にワラワラと集まっている学生達がおり、その中をいつもどおり合羽(今日は雨だったのだ)をきて登校した。 その後はまあ予想通り準備にとりかかり、それでも時間が余ったので恋する先輩(まだまだ根に残ってるらしい)の話をいつものように突っ込むと、相変わらずの口調で
「じゃあ雷光っちは好きな女の子がいて、その子にどうどうと言えるわけ?ゆっくりいこうとか思わないのかよ〜」などと言い、返答として
「だから、状況によりますってば、仮に私に好きな子がいて、それがあまりもてていなくて、且つじっくりと時間があるならそうしますよ、ただしあなたの場合はそんなこといってる場合じゃないでしょうが。どう考えてももててるんでしょ」などと突っ込むと
「う〜ん、確かに女子にもててるし、顔もかっこいいし、サッカー部レギュラーだし、おまけに性格も良いし、ついでにミス○○候補だし・・・。」(こっからは会話が多いので雷・先にわけておきます)
雷「じゃあ好きな人(ライバル)もいるわけですよね」
先「うん、あたしが知る限り5人いる」
雷「 だから、このままだと確実に取られちゃいますよ、それでもいいんですか?」
先「いいわけないじゃん。」
雷「だったらさっさと決めたほうがいいですってば、いいですか。相手はモテモテの色男、そんな奴をじっくり待って告白しようなんて馬鹿じゃないですか?」などと言うのであった。これの後、部員Kに
「雷光っち恋愛したこともないくせにあたかも恋愛していたように言って先輩と対立してるよな」などと言われるのであった。 いやはや、仕方がない。
 『だってじれったいじゃないか』 と言うのが理由なんだが、また一体片思いとは女性のほうだとどんな風なのかという研究もあるわけで、ささやかにこの後の展開に期待するのであった。