水は生もの

今週のお題「夏休みの自由研究」

今週のお題

小学校6年の頃、夏休みの自由研究に「海水の微生物を見る」というテーマで始めた。 その際に用意したのが
・顕微鏡とプレパラート一式
・海水(ペットボトル2本分)
だった。
 海水は微生物を増やすために日向に1週間置いたものを利用した。
「きっと微生物がたくさん入っていて楽チンだ」と思っていた。
 開封後、ヘドロの臭さを10倍濃縮したような臭さが鼻に直撃した。
まさに「突き刺さる臭さ」というのを感じ、その後トイレに走った。
 何故このようなことが起こったか。水槽を想像していただきたい。金魚等を飼っていた人は分かると思うが、水槽内の水は適切な処理をしないと大変臭い、色も汚くなる。
 海水は水槽に比べて圧倒的にバクテリアや微生物の宝庫である。密封された水の中で微生物がどうなったのか、あくまで推測だが酸素がなくなったため、アンモニアを生成したのか、はたまた微生物の死骸で水が腐ったのかは分からないが、即効でペットボトル2本は処分したが、飼っていた犬は2週間以上は捨てた場所には絶対に近寄らなかった。というか犬自体ものすごく嫌な顔をしていたのを覚えている。
 「海水も腐るととんでもなく臭い」というのは、子どもながらに衝撃だった。

今日はこの辺で