「どうやって行くの? おら船が良い」

 私、飛行機が苦手です。なので、

「船便は多分安い(時間はかかるが)、だが飛行機に比べたらましだ」

というガッツで調べたんですが・・・
 現在は豪華客船含めて太平洋航路はありません(今ん所は)。
 一応太平洋を渡る輸送船はあるので、それに乗りこんで

「ここで働かせてくれー」

と言って乗せてもらうってのも昔はあったそうなんですが、今は色々とめんどくさいことがあるらしく

「ダメ」

だそうです。

 逆にEUの方に向かってロシアとか、アジア系の港をめぐりながら進むのはあるんですが目的には沿わないので割愛します。

 というわけで、諦めて飛行機で南米に行くルートを見てみましょう。
今のところ飛行機で真っすぐ南米に行く便はありません。
ですのでいずれかの国を経由する必要がある。ということです。
今のところ大きく分けると3つ

1.米国
2.EU諸国のいずれ
3.オーストラリア

※米国は入国の際にESTAを要求します。ちなみに申請に14$かかります。
※経由地に中東とかもありますけどEU経由ということでまとめてます

1は日本人が代表的な南米に行くルートで、ANAJAL(今はちょっと知らんけど)
といった日本人CAもおり、加えて米国も昨今の世界情勢を見ても安定している。加えて$の便利さもあって3種類の中で一番安全安心に南米には行けると思われます。

2も1と同様に南米に行くルートとしては定番。ただし1に比べて飛行時間が長い、昨今のEU経済危機で1に比べて不安定、多分起きないと思いたいけどユーロが使えない なんてことがあるかもしれないリスクがあります。負の面ばかり書いても仕方がないので1と比べて良い点として・・・飛行機の種類が多いとか、ヨーロッパの空港でちょっとした
「ミーはおフランス帰りざーんす」
みたいな気分を味わいたい、土産を買いたいといった、まあぶっちゃけ趣味ですね。

3は1,2に比べてかなり飛行機に対する体の負担が楽。ただし、金も一番かかるという「お金持ちにはおすすめ」
のルートになります。まあ正直言って私、金持ちではないのでまあありえんですね。


ということで、いずれの中で選ぶわけですが・・・個人的に米国には2度行ったので
「今回は2番のEU,できればルフトハンザ(ドイツの航空会社)で行こう」
と思っております。

 さて、これで南米に行くルートは決まりました。
 が、ここで一つ忘れちゃいけないことがあります。
 それは
 「南米つっても、南米大陸からしか行けない国がある」ってことです。
 というわけで準備編1はここまで。
 次回はそこについて書いていこうと思います。
 
それでは、今日はこのへんで