これからだ

天候晴れ

振り返る1年。

震災から1年経った。
あの日に死んだ方々にご冥福をお祈りし、復興のために尽力をなさった方々には本当に感謝しきれない。特に自衛隊の方々は本当にありがとうと言いたい。

 1年経った今でも見知った町が津波で流されて、帰省してみたら更地になっていたというのを実際に見てきたのだが・・・いまだに実感がわかないというのが本音である。
 この震災で見知った人が死んだ、というのは実際のところ俺はよくわからない。ただ稽古仲間(結構お年な方)が一人亡くなったというのは人づてで聞いているだけで、津波の以前かその時なのかもさっぱり分からない状態である。うちの家や親戚の場合は相変わらずの強運というか、いつもの連携で津波で亡くなったというのは他に比べると少ないという話は聞いている。また、津波が落ち着いたと頃の話も色々と聞いた。思うことは多々あったがそういうものだと理解した。そんな感じで祖父母や親戚と話していて「これから頑張ろうや」という気分になった。そういうところは多分今も同じなのだと思う。

 昔友人に
「俺のとこではお盆に墓前や玄関前で花火や爆竹を鳴らす」という話をしたことがある。なんでかと聞かれて
「帰ってきたら辛気くさい顔でお念仏説かれたら嫌じゃん、つまんねえし。
 どうせなら派手で楽しくやろうぜってことじゃねえかな」と何も考えないで返事をした気がする。ただまあ、これが真理なんじゃないかなと個人的には感じている。
 
 まあ、これからだ。前よりよくなるさ。


今日はこの辺で