子と親

滅多に会わない従弟Hとそのオヤジと共に昼飯をいただくことになり、車にて「久しぶりじゃのう」とか言いながらHの頭をわしわしと撫でながら最近のゲームの話をしているのであった。
Hに関しては滅多に会わない割に一番仲良しなんだが、それにしてもオヤジさんの影響を受けていないような環境(オヤジさんが単身赴任が多いため)なんだが、どうにも似ている。こいつの物欲番長ぶりとゲーム屋に行った際の「いいからさっさと決めろよ」という決断力の早さに関しては、不覚にも感銘を受けてしまったんだが、同時に「このがきゃあパソコン教え込んでネトゲやらしたろかいな」というややあくどいことを考えてしまうのだった。 どちらにしてもワードも使えるようなんだし、そのうちチャットが出来る環境があれば一緒にしたいものである。
それにしても、ああいう純粋さというのは稀少だなと思うのだった。 まあ実際そういう純粋なままに大きくなった知り合いが何人かいるが、全体的に見ると随分と少ない。 ああいうヤツの下で働くってのはある意味俺の理想なんだが、なかなかいないんだよな・・・。
ともあれ、子と親というのは何らか似ている節があるものなんだが、従妹1〜3号を見ていると、1,2号はまあそれなりに似ている節はあるんだが、3号はやや特殊である。なんというか、3号は俺らの住む地区よりも、某海の見えるM市に住む方々の気質を受け継いだような超気楽な性格をしている。 3号の親はなんというか言っちゃ悪いんだが、外に出たがらない人々であり、逆にM市っつうのは何処行っても気楽に住めるという放浪型の人々が多いのである。 内心「なにをどうすりゃこうなったのか」と頭を抱えることも何度かあったが、それなりに成長していってほしいものである。
今日はこの辺で